国立国際医療研究センター

春日雅人名誉理事長

糖尿病はわが国の健康と社会に重要な影響を及ぼす疾患です。多くの臨床家と研究者の努力によって、糖尿病の治療は飛躍的な進歩を遂げましたが、一方で個々人の特性に応じてどの治療が最善なのか、また糖尿病医療の質は偏りなく保たれているのかどうかなど、まだ分からないことが多くあります。

今回国立国際医療研究センターが日本糖尿病学会と共同で行う、診療録直結型全国糖尿病データベース事業(J-DREAMS)は、前述の疑問に答えて糖尿病診療を前進させるためにまさに必要な研究事業です。当センターは、わが国に6つあるナショナルセンター(国立高度専門医療研究センター)の1つとして、糖尿病・代謝性疾患に関する研究開発、標準医療の確立と普及、政策提言などを行うことを期待されており、本研究事業を通じてこれらの役割を果たしていければと考えています。

本研究事業の成功のためには、患者様、参加施設の医師を初めとした医療従事者、医療情報関係者、国や民間の研究資金団体など、多くの方々のご理解とご協力が必要です。何卒よろしくお願い致します。

国立国際医療研究センター

名誉理事長 春日雅人

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